魔法のデザートに出会えるお店
『銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ』。
都内の一等地に店を構える銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ。平日の昼間から多くのマダムで賑わう店内に、歓喜の声が響く。彼女たちが視線を注ぐ先には、情熱的な青い炎に包まれたひと皿のデザートがあった。
人を笑顔にするデザートとの出会い
この春グランドオープンしたばかりの銀座メゾン アンリ・シャルパンティエは、カフェとは思えないハイグレードな店構え。パリのアバルトマンをイメージしているという。1階にはバーメゾンとブティック、地下へと続く螺旋階段の先に、サロン・ド・テ(カフェスペース)が広がる。
銀座メゾンの原点は、創業者の蟻田尚邦氏と、店を代表するメニュー“クレープ・シュゼット” との出会いにある。料理人を志し、レストランでの修行に明け暮れていた頃、大阪にある『アラスカ』でひと皿のデザートに目を奪われる。それこそが、クレープ・シュゼットだった。リキュールを注ぐと青い炎が立ち上るパフォーマンスに感動するお客様の笑顔に心を強く揺さぶられた蟻田氏は、「この感動を一人でも多くの人に伝えたい」という思いから、小さな喫茶店を兵庫県・芦屋にオープンする。クレープ・シュゼットをはじめとした高級デザートをメニューに加えると、その目新しさから瞬く間に話題となり、店舗は全国へ拡大。いまでは海外出店を遂げるまでに成長している。
高級路線を歩む、ここ銀座メゾンも蟻田氏の意志を受け継ぎ、“料理” “接客”に並んで “パフォーマンス” の質を大切にしている。ひと度 “クレープ・シュゼット”の注文を受ければ、シェフが一枚一枚丁寧に手焼きし、サービススタッフが目の前でフランベを見せる。純粋に人を楽しませたいという情熱が、いまも昔も変わらず青い炎として、お客様の笑顔を照らし続けているのだ。
銀座メゾン
アンリ・シャルパンティエ
住:東京都中央区銀座2-8-20 ヨネイビル1F・B1
電:03-3562-2721
営:サロン・ド・テ11:00~20:00(19:30LO)、バーメゾン15:00~23:00(22:30LO)、日祝13:00~20:00(19:30LO)、ブティック11:00~20:00
休:無休
禁煙