コーヒー発祥の地、
エチオピアってどんな国?
日本から距離にして約 10,000km 離れた地にあり、飛行機でも約 17 時間の長旅を余儀なくされる「エチオピア」。コーヒー発祥の地といわれ、一度は訪れてみたい遠い異国をご案内。
データ
国名:エチオピア連邦民主共和国
首都:アディスアベバ
人口:約9,173万人(2013年)
面積:約109.7万 km2
通貨:ブル(1ブル=¥5.79/2015年9月11日現在)
公用語:アムハラ語
宗教:キリスト教(エチオピア正教)、イスラム教
遠いようで近い!?コーヒーが両国を繋ぐ
アフリカの東部に位置するエチオピア。首都のアディスアベバの標高は約2400メートルということもあり、赤道の近くにありながら年間の平均気温が16°前後と東京とほぼ同じ。この気候のおかげで緑が豊富な地域も多い。ただ、北部にはダナキル砂漠という夏季には平均気温50°にもなり”地獄” ”地球外の惑星”とも形容される地も存在し、変化に富んだ自然が楽しめる。 街を歩けばスレンダー美女に多く出会えるのも忘れてはならないポイントで、実際スーパーモデルを輩出した地としても有名だ(ちなみにイケメンも多い)。エチオピアはアフリカ諸国の中では正常と治安が安定しており、欧米の製造会社が次々に進出し”メイド・イン・エチオピア”を増やしている。過去10年間、年平均で約10%前後の経済成長率を維持し、アフリカでも有数の経済成長を遂げている。その流れは日本にも波及し、2015年4月にはエチオピア航空が成田便を開設。日本からのアクセスも容易になった。とはいえまだ約17時間のフライトを余儀なくされるのだが……。そんな遠い地でも、「コーヒー発祥の地」といわれていると聞けば、一気に親近感が湧くだろう。日本人にもお馴染みのモカ・ハラーや、最近注目のイルガチェフェも、エチオピアのコーヒーなのだ。