UCC ひと粒と、世界に、愛を

UCCの直営農園はここから始まった!
「UCCブルーマウンテンコーヒー・
クレイトンエステート」。

Dec 13.2021

1981年ジャマイカに日本のコーヒー業界で初めて直営農園を開設。

生産量も品質も低下の一途をたどっていた、ジャマイカでのコーヒー栽培。1981年、ブルーマウンテンエリアの西側にUCCの直営農園が開設されたことで、生産量や品質は大きく向上していく。ジャマイカに農園を開くことは、UCC創業者の長年の夢でもあった。

UCC直営農園の事務所「UCCブルーマウンテンコーヒー・クレイトンエステート」は、マホガニー調の床や壁のエッチングが、歴史を感じさせる、ジャマイカの由緒ある大邸宅。約200年前にイギリス総督を務めた、サー・クレイトンの別邸だった。当時、入札で競り合った相手は、ローリング・ストーンズのボーカル、ミック・ジャガーだったとか。

UCCブルーマウンテンコーヒー・ クレイトンエステート農園長ウィンストン・ショー氏(左)と
息子のジャヴァーン・ショー氏。

 

日本初・直営農園の取り組み

1930年代、生産量減少と品質低下に陥ったジャマイカのコーヒー産業だったが、1948年にはコーヒー産業公社(CIB=Coffee IndustryBoard)が設立され、復興を目指していく。

そして1981年。ジャマイカ政府、アメリカ政府から日本の農水省に入った栽培技術援助の要請が全日本コーヒー協会に届き、それが協会の初代会長を務めていたUCCの創業者・上島忠雄の長年の夢と合致し、ブルーマウンテンエリアの西側に直営農園を開設する。日本のコーヒー業界では初めてとなる、画期的な出来事だった。

UCCの上島忠雄創業会長は、かねてから「コーヒー豆の栽培・収穫を自ら理解しなければ、お客様においしいコーヒーをお届けできない」と考え、「コーヒーを飲む人にとって聖地といえるジャマイカに農園を持ちたい」と願っていた。長年の夢が結実した瞬間だった。

クレイトンエステートの海抜約900mに位置する頂上まで登ると、創業者の上島忠雄がこよなく愛し、「招福亭」と名付けたガゼボが。

当初は、ブルーマウンテンエリア内の約33ha(東京ドーム約7個分)に3万5000本のコーヒーの木を栽培していたが、その後徐々に拡張。現在では、約100haの土地に13万本を超える木が植えられ、絶対量の少ない最高級コーヒーの安定供給を実現している。

この農園では、高品質の豆を育てるためにさまざまな取り組みが行われている。コーヒーの木を苗木から育てるのはもちろんのこと、直射日光を避けるために、日よけの木・シェードツリーを植えるなど工夫をこらし、環境に強い品種を育成している。また、農園指導を徹底し、研究技術やノウハウは生産地に還元している。

高品質のコーヒー豆を生産するということは、地道な取り組みの積み重ねだ。最高品質のコーヒーを届けるために、UCCは生産地に寄り添った活動を続けていく。

険しい道を車で約20分、約3,238km2の斜面全域にコーヒーの木が植えられたROSE HILL農園。9〜3月に実が赤く熟すのを前に、男性は雑草刈り、女性は苗木を植える作業を行う。

〜INTERVIEW〜

ブルーマウンテンで、唯一無二のコーヒー体験を。

「私たちの役割は、植物と動物の安全かつ調和の取れた関係を保ちながら、最高の農園と環境を活用し、最高のブルーマウンテンコーヒーを生産すること。“キング・オブ・コーヒー”と名高いブルーマウンテンコーヒーの味わいの秘訣は、火山性の肥沃な土壌、そして、毎日十分な雨量と日射量があり、決まった時間に日陰ができるなどの条件が揃っていることです。高品質のブルーマウンテンコーヒーを生産するためには、ベストなタイミングで適切な栄養を与えること、そして定期的な土壌検査や畑の衛生管理を行うことが重要です。そして何より、愛情を持って最高の一杯を作るために日々の活動を担ってくれる、熟練した技術を持つ最高の農業従事者たちのチームが必要不可欠です。ジャマイカ産のブルーマウンテンコーヒーは、皆さんに唯一無二のコーヒー体験をしていただくために栽培・収穫・精製されています。ブルーマウンテンコーヒーを一口飲めば、思わず恋に落ち、魅了されるはずです!」(UCCブルーマウンテンコーヒー・クレイトンエステート農園長 ウィンストン・ショー氏)

見学ツアーでは、農園で栽培されたブルーマウンテンコーヒーを飲んだり、豆を購入したりできる。すっきりとした苦味と柔らかな酸味、濃厚な甘味とコク。長く続く余韻まで満喫して。
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