UCC台湾の楊さんがナビする
台湾トレンドレポート!
昨年、ワールド サイフォニスト チャンピオンシップで3位に入り、『UCC Café Mercado 台北SOGO店』で店長を務めている楊さん。台湾では、UCCのCMに起用されています。そんな楊さんが台湾の最新コーヒー事情をレポートします。
街中にはコーヒーショップが軒を連ね、
コンビニエンスストアでもコーヒーが売れ筋
台湾で飲料といえばお茶のイメージが根強いですが、近年では着実にコーヒーを飲用する機会が増えています。街中には大手コーヒーチェーン店をはじめ、台湾生まれのコーヒーショップも多く店を構えるようになり、コーヒーが流行ではなく生活の一部としてすっかり定着してきました。自転車でコーヒーを売り回るコーヒー屋台も現れていますし、スペシャルティコーヒーを提供する店も増加中です。また、コンビニでは日本と同様に一杯ずつ豆を挽いて、コーヒーを抽出するマシンが導入され、人気を集めています。
コーヒーの飲用シーンが増えるにつれ、パンやスイーツなどのフード類もレベルが上がってきています。意外と知られていませんが、台湾には世界一のパン職人を決める大会「マスター・ド・ラ・ブーランジュリー」でチャンピオンになった人がいるほどなんです。これからはコーヒーショップにも本格的なスイーツなどが導入され、フードペ アリングを楽しむなど新たな時代に突入しそうな予感です。
台湾発祥!? 新たなドリップスタイル
『LOUISA COFFEE 三重概念店』で見つけたハンドドリップ方法が目を引きました。ドリップした後に、直接サーバーなどに落とさずに一度抽出口を止めて撹拌。その後、蓋をして2分間蒸らすのです。店舗のオーナーいわく、台湾発祥とのことですが、真偽のほどは!?
楊衣姍(ヤン イーサン)さん
ワールド サイフォニスト チャンピオンシップで3位に入り、『UCC Café Mercado 台北SOGO店』で店長も務める。