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So, Coffee?

COLUMN

\特別インタビュー/
チャンピオンから見た「ラテアート」の世界

ラテアートの頂点を極めたチャンピオンたちは、どんな準備をして大会に臨んでいるのでしょうか。今注目の二人にお話を聞きました。

um paul(アン ポール)さん/出身地:韓国
WORLD LATTE ART CHAMPIONSHIP TM 2016in上海チャンピオン
2017Coffee Fest LATTE ART WORLD CHAMPIONSHIP OPEN TokyoチャンピオンMilano Latte Art Challenge2017World Latte Art Championshipチャンピオン

 

 

Q 国際大会に臨むときどんな準備をしていますか?

A 大会では何が起こるかわかりません。僕は、マシンに装着するバルブをいつも20個くらい持ち歩いていて、みんなに「Mr. No problem」と呼ばれているんですよ(笑)。気をつけているのは、大会で使用するミルクの質を開催国に合わせること。成分はもちろんのこと、口当たりや味わいを把握して、どの国でも、艶と弾力のあるきめ細かいフォームドミルクをつくれるようにしています。ピッチャーに添えた左手の中指と薬指でミルクの温度を測りながら、気泡のできる音を聞き取る僕のスタイルはどこでも変わりません。

Q 上達のコツは?

A フォームの状態、エスプレッソのクレマの質、そして絵柄。すべて重要ですが、最も大切なのは、お客様が何を望んでいるのかを知ること。ラテアートは、自己表現をするための芸術ではありません。

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Joe Marie Lichangco(ジョー マリー リチャンコ)さん/出身地:フィリピン
所属:UCC Coffee AcademyPhilippines Inc.
PHILIPPINES NATIONAL LATTEART CHAMPIONSHIP2018チャンピオン
WORLD LATTE ARTCHAMPIONSHIP TM 2018 出場
PHILIPPINES NATIONAL LATTEART CHAMPIONSHIP2019チャンピオン
WORLD LATTE ARTCHAMPIONSHIP TM 2019 出場

 

 

Q 競技中はどんなことを考えているのですか?

A 僕は審査員を親友だと思ってラテアートを描きます。はじめに彼らの目を見て、笑顔で挨拶。親友をハッピーにできるようなプレゼンテーションを常に心がけています。そのほうがお互いにリラックスできるし、ラテアートを純粋な気持ちで楽しめるでしょう?絵柄に関しては、複雑なデザインを描くことよりも、「リアルなデザインって何だろう」と考えながら取り組んでいます。あと、ミルクの温度設定はやや高めにしています。高い方がフォームとミルクの分離するバランスがいいので、フリーポアも注ぎやすく、絵柄も描きやすいんです。

Q 上達のコツは?

A 動物の写真をインターネットで検索して研究します。気になる写真を見つけたら、紙に模写して、ロゼッタやチューリップなどの基本的な絵柄を組み合わせてデザインをつくっていきます。最後に、描き順を決めます。

 

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