【コーヒーの基本(特別編)】
Q. コーヒー豆って、何?
Dec 07.2021
A.「コーヒーノキ」というアカネ科の常緑樹の実の中にある種子です。
「コーヒーノキ」は、植えつけてから3〜5年で成木になり順調に収穫できるようになる。コーヒーの花は真っ白でジャスミンのような強い香りを放つが、開花して2、3日でしぼんでしまい、間もなく小さな緑色の実をつ、徐々に膨らんで赤く熟していく。
実が真っ赤に染まったら完熟した証拠。完熟したコーヒーの実は、サクランボに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれており、実の中に向かい合って2粒入っている種子がコーヒー豆である。ひと粒の大きさは、おおよそ1〜2cmで、果実の中にはふた粒の種子が入っている。ミューシレージ、パーチメント、シルバースキンがこのふた粒の種子を覆っている。