UCC ひと粒と、世界に、愛を

【コーヒーの基本(6)】
サードウェーブ編

Dec 06.2021

ここ4、5 年のコーヒーブームとともにすっかり定着した「サードウェーブ」というワード。今ではコーヒー通以外の人にも使用される場面が増えてきた。しかし、このままこの波は続くのだろうか。そこで、今回はサードウェーブの過去・現在・未来について考えてみる。

 

【サードウェーブ~歴史とこれから】

ファーストウェーブ、セカンドウェーブと、アメリカのコーヒーカルチャーの歴史を受けて、さらにコーヒーの世界は変わりつつある。本格的なカフェで楽しむことから、コーヒーのおいしさに目覚めた人々が、自宅でも自ら本格的なコーヒーを楽しむようになっている。そんなサードウェーブの“今”を伝える。

 

01. サードウェーブとは?
サードウェーブの元祖は日本の喫茶店文化にアリ!?

2000 年以降、高付加価値のスペシャルティコーヒーが注目を集めるようになる。豆の個性を生かし、焙煎や抽出方法にもこだわり、ワインのように愉しむというのが、「サードウェーブ」。ポアオーバーと呼ばれる一杯抽出のハンドドリップが基本的な淹れ方で、使用される豆は浅炒りが主流となっている。「サードウェーブ」は、産地別のコーヒー豆本来の味にこだわり、丁寧に一杯ずつハンドドリップする日本独自の喫茶文化が、海外カフェの文化と融合・進化して、逆輸入されてきたといえる。

 

02. コーヒーの歴史
サードウェーブの前の第1と第2 の波がコーヒーを世界に広めた。

サード(3rd)ウェーブと言うからには、ファースト(1st)ウェーブとセカンド(2nd)ウェーブというものもある。ファーストウェーブとは1800年代後半~1960年代初頭に、真空包装の技術が開発され、コーヒーの大量生産・大量消費が始まり、急速に世界中にコーヒーが広まったことを指す。セカンドウェーブは、1960 年代初頭~ 1990 年代に、味と品質を重要視する新たな流れとして、高品質な深炒りのコーヒーが注目されたことをいう。シアトル系と呼ばれるコーヒーチェーンの代表格として、『スターバックス』がグローバル展開し、一世を風靡(ふうび)した。

 

03.サードウェーブの今後
味だけではない!?これからはより専門性が進む。

コーヒーは“ただの飲み物”ではなく、ライフスタイルに欠かせないものとなり、家飲みも増加し、どこでもおいしいコーヒーが飲めるようになる。外食でもこれまで以上にコーヒーへの付加価値を加える必要があると予想され、そのひとつに抽出器具や抽出方法の多様化が挙げられ、外食ではより専門性が求められている。

PAGETOP