UCC ひと粒と、世界に、愛を

So, Coffee?

SHOPS & CAFES

04. 台中市役所/タイジョンスーイースォ

「台中には“市役所”という一風変わった 名のカフェがある」と聞き、立ち寄ることに。白亜の洋館は、1911年に建設された 当時の市役所。長らく放置されていた場所を生まれ変わらせたのは、台湾にイングリッシュティーを伝えた古典玫瑰園集團チェーン。店名にある「市役所」は現代中国語にはなく、日本語からの借用で名付けたそう。昔の市役所が日本テイスト満載のレストラン兼カフェに生まれ変 わった空間だ。かき氷を注文すると、盛り付けは招き猫型と和風ながら、味は台湾らしくマンゴー。台湾の人たちが日本 に寄せるイメージがうかがえる場所だ。

マンゴー味の「特製芒果招財貓冰(特製マンゴー招き猫かき氷)」(NT$150)、「市役所拿鐵咖啡(市役所ラテ)」(NT$75)。3品の甘味が付き、ピーナッツ味もある。
紅茶専門だけに「市役所珍珠奶茶(市役所タピオカミルクティー)」(NT$65)も人気。
「市役所拿鐵咖啡(市役所ラテ)」(NT$75)

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05. 研香所/イェンシャンスオ

高鉄の台中駅へ戻る途中で、伝統菓子店が開いたカフェへ。菓子店の創業はなんと1866年。カフェを切り盛りする若いご夫婦は「5代目です」と言う。  台中名産の菓子「太陽餅」や、落雁に似た伝統菓子「狀元糕」、また婚礼用菓子「喜餅」などを、飲み物と一緒に提供 している。「麵茶麻粩」というセットを 頼むと、どれも柔らかな甘さが口に広 がった。150年もの間、親しまれてきた味をかみしめ、台中を後にした。

「麵茶麻粩」(NT $200)。左の器の濃いグリーンは台中産のモロヘイヤゼリー。苦味はなく爽やか。台湾ではモロヘイヤは台中でしか採れないそう。
伝統の菓子を守る、5代目夫婦。

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台北とはまた雰囲気が異なる台中でした。明日は最終日、阿里山のコーヒー農園を訪問します。再見!

インフォメーション
<店舗情報>

台中市役所
タイジョンスーイースォ
住:台中市西区民権路97號
電: +886-4-3507-7357
営:10:00~21:00
休:第3月曜
禁煙

<店舗情報>

研香所
イェンシャンスオ
住:台中市南屯区萬和路一段 94號
電:+886-4-2389-9859
営:10:30~18:00
休:月曜
禁煙

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