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So, Coffee?

COLUMN

カフェ巡りの合間に訪れたい書店。
サンフランシスコを見守り続けてきた
『CITY LIGHTS BOOKSELLERS』。

Dec 12.2021

全米でもリベラルな街といわれるサンフランシスコのなかで、最も’’自由’’な歴史を感じる場所がある。ノースビーチで1953年から続く老舗の書店、『CITY LIGHTS BOOKSELLERS(シティ ライツ ブックストア)』だ。

アメリカでは1950年代に「ビート・ジェネレーション」と呼ばれる文学的な活動が生まれ、60年代にブームになる「カウンターカルチャー」に影響を与えた。チャイナタウン近くに67年も続く老舗の書店『CITY LIGHTS BOOKSELLERS(シティ ライツ ブックストア)』は詩人ローレンス・ファリンゲティが創業。保守的で退屈な社会から脱し、自由な生き方を求める「ビートニク」たちの拠点となった。その精神は受け継がれ、店内いっぱいに陳列された本は、大型書店では真似できない思想に忠実なセレクト。サンフランシスコのなかでも自由な空気をより感じられる書店は、カフェ巡りの合間にぜひ訪れたい場所のひとつだ。

◎CITY LIGHTS BOOKSELLERS http://www.citylights.com/

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