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So, Coffee?

COLUMN

●おいしい淹れ方の手順

ここでは、コーヒー(中細挽き)15gとお湯160mlでおいしく入れる手順を紹介します。

1杯分(140ml)
・コーヒー(中細挽き)……15g
・お湯……160ml

①お湯を沸かす
ロートを差しておくことにより、ボールチェーンが沸騰石の役割をし、突沸を防ぐ。フラスコに水滴がついていると割れることがあるので必ず拭き取る。
②粉を入れる
抽出に影響がないようにフィルターはロートの真ん中にセットする。お湯が沸騰したらフラスコに差し込む。粉の挽き具合は中細挽きから中挽きが望ましい。
③撹拌する
9割程度お湯が上がったらしっかりと撹拌し、粉全体にお湯をなじませる。弱火にして20秒ほど置く(浸漬する)。コーヒーの味を決める大事なポイント。

 

④火を止める
火を止め、すぐに2回目の撹拌。コーヒーがすべてフラスコに落ちたら抽出完了。できあがり!

 

\攪拌のポイント/

1回目の撹拌
コーヒー全体にお湯がなじむように、しっかりと撹拌する。このとき、ロート内のコーヒー粉に乾いた部分が残らないように気をつける。火をやや弱め、15~45秒(必ず1分以内)置く(浸漬する)。

2 回目の撹拌
火を止め、2回目の撹拌をすぐに行う。コーヒー粉に少し残っているガスを抜き、ろ過がスムーズに行えるようにするため、少し軽めに行う。

1回目の撹拌を終え、置いている様子。このように断面が上か泡、コーヒーの粉、液体の3層になっていればいい状態といえる。

\浸漬時間のポイント/
使用するコーヒーの「焙煎度」「挽き具合(メッシュ)」と、出したい味わいをトータルで考え、浸漬時間を調整する。

\失敗しないためのポイント/

・新品のろ過布は使用前に煮沸しておく

煮沸しておくことで、お湯がなじみやすくなり、ろ過しやすい状態になる。お湯でもよいが、コーヒーを使って煮沸するとなおよい。通常は一枚のろ過布で30~50回使用可能。

 

・火にかけすぎると過剰な抽出になってしまう

1回目の撹拌を終えて、コーヒーの味が浸透するのを待っているとき、ロート内が泡立ち始めたら、火にかけすぎているという合図。1分以上は置かない(浸漬しない)方がいい。

 

・抽出後のコーヒー粉の状態を確認する

○ ロート内に残ったコーヒー粉がふっくらとドーム型になっていたら理想的。
× 残った粉が広がっていると、ろ過がスムーズに行われなかった証拠。
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