UCC ひと粒と、世界に、愛を

ウィーンの伝統が息づく、
地元に愛されるカフェハウス。

Dec 11.2021

作り続けられた味、洗練されたサービス、時の流れを感じさせる空間。すべてがハーモニーとなって、世界でここだけのくつろぎの時間が生まれる。ウィーンで育まれたカフェハウスの魅力を堪能できる、4つの伝統的カフェをご紹介。

#1
Café Sacher/カフェ・ザッハー

チョコレートスポンジにアプリコットジャム、そしてチョコレートコーティング。シンプルだけに素材の良さが味わいを左右するザッハートルテは、1832年、メッテルニヒ宰相の屋敷で誕生した。厨房見習いのフランツ・ザッハーが病に倒れたシェフに代わり、急遽編み出したデザートがこのトルテだった。以来、その評判は瞬く間に広まり、多くの人が虜となったのである。今では至るところでザッハートルテは作られているが、“オリジナルザッハートルテ”を名乗れるのは、世界でここだけ。レシピは門外不出、他所には真似のできない味といわれる所以である。『Café Sacher(カフェ・ザッハー)』ではもちろん、このオリジナルザッハートルテが一番人気。砂糖を使わないホイップクリームの優しさが、上質なチョコレートの風味を引き立てる、極上のスイーツだ。

ほとんどのお客様のお目当てはオリジナルザッハートルテ。ホイップクリームを添えたトルテとコーヒーなど飲み物のセットで16.90€。

#2
Café Demel/カフェ・デーメル

1786年に創業、1874年にK.u.Kの称号を受けた『Café Demel(カフェ・デーメル)』。K.u.K(“帝国そして王国”の意)は、ハプスブルク家御用達の店に授けられた称号。風格を感じさせる店構えとともに、名品といわれる数々のトルテで知られるカフェ・コンディトライである。

雪玉という意味の「シュネーバーレン」(4.50€)。ひも状の生地を専用の丸い型に入れて揚げ、粉砂糖をまぶした伝統菓子。

 

#3
Café Landtmann カフェ・ラントマン

城壁が取り壊され、リング通りが整備された直後の1873年に、フランツ・ラントマンが始めた『Café Landtmann(カフェ・ラントマン)』は、後に完成したブルク劇場の俳優や芸術家が集うウィーン随一の優雅なカフェとなった。重厚な店内も良いが、ガラス張りのシャニ・ガルテン(屋外のテラス席)も人気。

トルココーヒー(6.20€)と、チョコレート、アーモンド、アプリコットジャムとレッドカラントジャムが層になった「ラントマンズ・ファイネトルテ」(5.50€)。

 

#4
Café Sperl カフェ・シュペール

1880年に建てられた『Café Sperl(カフェ・シュペール)』は、皇帝先導で行われた市街再開発の時代に流行した歴史主義的様式の内装を今に残す、古き良きカフェハウスの雰囲気を今に伝える希少なカフェ。店内に置かれた3つのビリヤード台も伝統を感じさせ、まさに生きた博物館といった趣が感じられる店だ。

メランジュ(4.10€)と、小麦粉の代わりにヘーゼルナッツパウダーを使い、オレンジリキュールを効かせたオリジナルケーキ「ショコシュニッテ」(3.70€)。

 

インフォメーション
<店舗情報>

Café Sacher
カフェ・ザッハー
住:Philharmonikerstrasse 4, 1010 Wien
電:+43(- 0)1 514 6661
営:8:00~24:00 休 無休
https://www.sacher.com

<店舗情報>

Café Demel
カフェ・デーメル
住:Kohlmarkt 14, 1010 Wien
電:+43(- 0)1 535 1717
営:8:00~19:00 休 無休
https://www.demel.com

<店舗情報>

Café Landtmann
カフェ・ラントマン
住:Universitätsring 4, 1010 Wien
電:+43(- 0)1 24100-120
営:7:30~24:00 休 無休
https://www.landtmann.at

<店舗情報>

Café Sperl
カフェ・シュペール
住:Gumpendorferstrasse 11, 1060 Wien
電:+43(- 0)1 5864158
営:7:00~22:00(月~土)、10:00~20:00(日)
休:日曜日(7・8月のみ)
https://www.cafesperl.at

PAGETOP