UCC ひと粒と、世界に、愛を

【コーヒーの基本(特別編)】
Q. 世界にはどんなカップがあるの?

Dec 07.2021

A. 中国や日本から伝わった磁器のカップへの憧れから、ヨーロッパ各地に窯が作られました。その後、コーヒーを楽しむためにさまざまなカップが誕生しました。

コーヒーがヨーロッパから伝わった1600年代、磁器は中国、朝鮮、日本でしか作ることができなかった。純白に華やかな絵文様が描かれた磁器のカップは、コーヒーの味わいとともにヨーロッパの王侯貴族たちを魅了した。特に白磁の素地に余白を活かして描く「赤絵」を特徴とした「柿右衛門窯」の作品は好評で、オランダ東インド会社によってカップをはじめとする多くの磁器がヨーロッパに輸出されたという。伊万里焼がヨーロッパで大流行すると、同じような磁器を作れないかというさまざまな試みが各地で行われるようになったが、そのなかでザクセン選帝候アウグスト2世の督励により、1709年にヨーロッパで初めて磁器の製造に成功したのが、有名な「マイセン窯」である。

 

●芸術的価値の高いカップを厳選してご紹介!

マイセン(ドイツ)
1709年、ヨーロッパで初めて白色磁器の焼成に成功したマイセン。天空を思わせる鮮やかな青で描かれた文様は、日本の伝統的な図柄「青海波」を手本としたとも。
柿右衛門様式(佐賀県)
花鳥風月を白磁の上に見事に描き、ヨーロッパの王侯貴族を魅了した。「白い黄金」と珍重され、ハンドルのない形は東洋を彷彿される姿として人気を得た。
アウガルテン(オーストリア)
1718年に世界で初めてコーヒーを飲むためのカップ&ソーサーを製造したとされている。マイセンに次ぐヨーロッパで2番目に古い歴史を誇る。

 

\髭が長い人もこのカップがあれば大丈夫!?/
紳士ご用達のコーヒーカップ
ビアマグについた”髭押さえ”を転用したと考えられる。大切な髭が汚れないように工夫されたこのカップは、髭文化が生み出したユニークなもの。

 

 

●季節を感じるカップを選んでみよう!「春夏秋冬」をテーマに、季節ごとに楽しめる日本各地のカップをご紹介。

 

〜春〜
有田(佐賀県)

丹念に手で彫られた花びらと水晶が織りなす「水晶彫」。コーヒーを注ぐと、カップのボディに施された桜の花びらが、琥珀色に染まる。

 

〜夏〜
鍋島(佐賀県)

陶工の筆先から、藍色だけで命を宿わせた千鳥が白地の空を舞う。高台には鍋島文様の”剣崎紋”という伝統の図柄が描かれ涼を思わせる。

 

〜秋〜
万古(三重県)

この葉の形をしたソーサーが晩秋の面影を漂わせる。コーヒーのおいしさがより深みを増す季節にめでたいひと品。

 

〜冬〜
美濃(岐阜県)

多様なスタイルを誇る美濃焼。良質の土から生み出され、ぬくもりまでも味わえる。寒さの厳しい季節、コーヒー好きには恋しい手触りだ。

 

 

 

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