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幻のコーヒー
「ブルボンポワントゥ」が生育する
レユニオンとは、どんな島なのか?

Dec 06.2021

インド洋上のマダガスカルの東に浮かぶこの島は、フランスの海外県(※)で、島の一部は世界自然遺産に登録されている。フランスなので使用する通貨はユーロ、言語はフランス語で宗教はカトリックがほとんど。ただ、フランス本土とは全く異なる独自の文化を形成しており、日本人にとってはどれも新鮮に映る。そんな知られざる島の一端をのぞいてみよう。

(※)ヨーロッパ大陸以外に有する土地の総称

 

FROM RÉUNION Information

人口:約84.1万人(2013年)
面積:約2,512 km²
通貨:ユーロ(€1=¥119.4/2017年4月24日現在)
公用語:フランス語
宗教:キリスト教(カトリック)、イスラム教、ヒンドゥー教

●歴史と民族

1507年にポルトガル人が上陸するまでは無人島であったといわれているレユニオン島。実は島の名前が4度も改名されている。まとめると、ブルボン島→レユニオン島(1793年)→ポナパルト島(1806年)→ブルボン島(1814年)→レユニオン島(1848年)といった具合だ。1810年から1815年の5年間はイギリスの統治下に入ったこともあるが、イギリス統治時代の面影は残っておらず、街に残る古い建造物はフランス植民地時代のもの。現在の人口動態はレユニオン島で「混血」を意味するクレオール住民が人口の64%を占めている。なお、レユニオン島では、黒人と白人の混血に限らずさまざまな民族の混血をクレオールと呼ぶ。

植民地時代の建物「クレオール・ハウス」。軒下の白いフリルが特徴。
クレオールは「さまざまな混血」を指すため、さながら「人種のるつぼ」。

●気候

熱帯気候に属し、5~10月の乾季と11~4月の雨季に分かれる。1年を通して気温は温暖だが山間部は冷え込むことも。

データは県都サン・ドニ

●「ブルボンポワントゥ」の開花時期と収穫期

収穫時期は雨量が増えていく雨季。天候が不順のため収穫には多くの苦労が伴う。

●行き方

日本からは直行便はなく、バンコクやドバイ、パリ経由などで向かうこととなる。乗り継ぎ次第だが所要時間は20時間以上。レユニオン島に行くのであれば、周辺のマダガスカルやモーリシャスといった島々も一緒に巡るのがオススメだ。

県都サン・ドニにある「ローラン・ギャロス国際空港」。

\トリビア/

フランス海外県といっても、地理的に見ればすぐそこはアフリカ大陸。歴史や文化もフランス本土とは全く異なる。そんなレユニオン島に関わるちょっとした雑学をご紹介。

topic01
フランス本土の人は「耳」?

レユニオン島はフランスの海外県のため、フランス語が使用されているが、なまりが強い人も多い。そのためフランス本土から来た人はレユニオン島の人の言葉が聞き取れず、何度も聞き直すのだとか。そのことから、レユニオン島の人は本土の人を耳という意味を持つ「Zoreilles(ゾレイユ)」と呼んでいるのだそう。

topic 02
世界最長の航空国内線とは?

フランスの首都パリから約3,610kmも離れているレユニオン島。時差も3時間(冬時間/夏時間は2時間)あるが、直行便が飛んでおり、所要時間は11時間ほど。所要時間と航路を見れば立派な国際線だが、あくまでフランスの国内移動。そのため、パリ~サン・ドニ(レユニオンの県都)便が世界最長の国内線となる。

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