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So, Coffee?

COLUMN

●クレオール料理

島の料理はクレオール料理と呼ばれ、マダガスカル、フランス、インドなど世界各地の料理がミックスされたもの。移民が多い、この島の特徴を表している。

【家庭料理】

クレオール料理は人によって、さまざまな解釈があるが、大雑把にいえば多民族料理ともいえる。レユニオン島が誇る家庭料理となっており、クレオールの人々は日常的に食している。ベースは「カリ」と「ルガイユ」。カリは料理法で、たっぷりの油とにんにくで、こんがりするまで炒めることを指す。ルガイユは香味野菜とトマトをみじん切りにして作ったソース。辛さは控えめで日本人の口にもよく合う。また、パンではなく米をよく食す。ご飯は毎食炊き、それに合わせておかずを2、3品ワンプレートでいただくことが多い。

チキンのカリ、トマトのルガイユ、青野菜の炒めもの。
ブルボンポワントゥを栽培しているヴィトリー・マキシミリアさんは、クレオール料理もプロ級の腕前。
米はインディカ米を使用。レユニオン島には田んぼがあり、稲作が盛んに行われている。
クレオール料理には欠かせない鶏肉はレユニオン島産のもの。

【外食】

家庭料理であるクレオール料理を提供するレストランは意外と少ない。しかし、訪れたからにはぜひ食べてみたい! そこで伝統的なクレオール料理を提供するお店をご案内。

 

La Bonne Marmite/ラ・ボンヌ・マルミット

ビーチで有名な観光地にありながら、味の確かさから地元住民も足繁く通う。大きな鍋に肉、魚介、野菜とバラエティに富んだ20種類ほどの料理をビュッフェスタイル(€19/ドリンク別)で楽しめる。特に鍋に入った煮込み料理の数々は店のスペシャリテ。土曜日には子羊または子豚の丸焼きも提供される。

ココナッツの煮込み(写真右)は甘めのソースがよく染みており、たけのこと似た味わい。
煮込み料理は常時12種類ほど用意される。
ビーチから徒歩1分ほどの場所に店を構える。

住:68 Ter, route du Trou d’eau,97434 La Saline les Bains
電: +262-45-46-92
営:19:00~24:00
休:なし
https://www.restaurant-labonnemarmite.fr/

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