●おいしい淹れ方の手順
ドリッパーの形状や穴の数などにも影響を受けにくく、もっとも実践しやすい「3投式」を解説します。
お湯の注ぎ方
コーヒー粉に対して90°の角度をキープしながら、低い位置からお湯の加速度を考慮して細く注ぎます。注湯には一定の量と一定の速度を保つことが肝心なのです。
蒸らしのポイント
「蒸らし」とは焙煎のときにできた二酸化炭素を取り除き、お湯の通り道を作る作業。これをすることで、むらなくコーヒーの成分が引き出せるようになります。ペーパーフィルターにかからないようにコーヒー全体に適量のお湯※をそっとのせるように注ぎます。お湯を注いだ後、パンケーキが膨らむようになるのが理想の蒸らしの目安です。(※最適な蒸らしの湯量は、コーヒー粉の2倍程度)
ドリッパー内の抽出後コーヒーの状態