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So, Coffee?

COLUMN

●おいしい淹れ方の手順

ドリッパーの形状や穴の数などにも影響を受けにくく、もっとも実践しやすい「3投式」を解説します。

 

お湯の注ぎ方
コーヒー粉に対して90°の角度をキープしながら、低い位置からお湯の加速度を考慮して細く注ぎます。注湯には一定の量と一定の速度を保つことが肝心なのです。

 

蒸らしのポイント
「蒸らし」とは焙煎のときにできた二酸化炭素を取り除き、お湯の通り道を作る作業。これをすることで、むらなくコーヒーの成分が引き出せるようになります。ペーパーフィルターにかからないようにコーヒー全体に適量のお湯※をそっとのせるように注ぎます。お湯を注いだ後、パンケーキが膨らむようになるのが理想の蒸らしの目安です。(※最適な蒸らしの湯量は、コーヒー粉の2倍程度)

 

ドリッパー内の抽出後コーヒーの状態

○ペーパーフィルターの周りに形成されたコーヒー粉の層の厚さがほぼ均一で、フィルターの上の方には届いていません。厚い粉自体がフィルターの役目を果たし、雑味成分をセーブします。
×注ぐお湯の勢いが強いと湯がドリッパー全体に広がり、粉は薄い層を作ります。湯は薄い層を早く通過するため、抽出液は薄くて酸味の強い味わいになりやすくなります。
×注ぐお湯の円が大きいと、周りに形成された粉の層を崩してしまい、ドリッパーの底に厚く沈殿します。湯は厚く沈殿した粉をゆっくりと通過するため、苦くて雑味のあるコーヒーになります。
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