サードウェーブコーヒー
ツール& 抽出方法
01 ペーパードリップ
もっとも一般的なハンドドリップの手法。ドリッパーは素材や形状、抽出穴の数の違いなどさまざまある。
02 ケメックス
ドリッパーとサーバーが一体化。抽出スピードが遅く、水圧を一定に保つのが少し難しいため、通常のハンドドリップよりはやや難易度は上。インテリアとしても人気が高い。
03 フレンチプレス
湯に粉を浸して抽出するため、オリジンの持ち味が再現されやすい抽出方法。金属メッシュのフィルターでろ過するため、コーヒーの油分と微粒子が抽出液に残り、コクと余韻が長く感じられるのが特徴。
04 サイフォン
イギリス生まれながら、日本で独自の進化を遂げたため、今ではジャパニーズスタイルとして世界に知られている。コーヒーの味わいがしっかりと抽出され、全体的にバランスの取れた丸い味わいに。条件を揃えれば、比較的誰が淹れても味の差が出にくいのも特徴。
“ポアオーバー”とは?
サードウェーブコーヒーカルチャーでは、コーヒーを手で淹れることを「ポアオーバー」と呼ぶ。レギュラーコーヒーのことや、コーヒーを淹れること全般を指す「ドリップ」とは区別され、一杯ずつ丁寧に淹れる行為のことで、「インディペンデントドリップ」などと言い換えられることもある。