UCC ひと粒と、世界に、愛を

#4
Deaf Can! Coffee×Ragamuffin Hostel & Coffee Bar
/デフ・キャン!コーヒー × ラガマフィン・ホステル&コーヒーバー
社会的ベンチャー企業で笑顔をつくる。

 

ジャマイカのコーヒー業界に新たな光を当てる、『ラガマフィン・ホステル&コーヒーバー』オーナーの、アンドリュー・ナム氏(右)と、「デフ・キャン!コーヒー」の創設者ブレイク・ウィドマー氏(左)。

一杯から生まれるソーシャルインパクト。

大学などが立ち並ぶアカデミックなアップタウンエリアで、若い世代を中心に賑わうカフェ『ラガマフィン・ホステル&コーヒーバー』。2015年より、ろうあ者にコーヒーの技術を指導しているボランティア団体、「デフ・キャン!コーヒー」のパートナーカフェだ。バリスタ訓練所は、キングストン市内のカトリック教会内に開設された「デフ・キャン!トレーニングセンター」。ここで約1年以上トレーニングを受けた後、卒業生は各パートナー店でバリスタとして活躍する。

耳の聞こえるスタッフも手話で会話するなど、なごやかな雰囲気。

「耳が聞こえないこと、言葉を話せないことは、障がいにはなりません。創設当時から、マイクロビジネスにかかわることで、学生たちに力を与えることを目標にしています」と、「デフ・キャン!コーヒー」のブレイク・ウィドマー氏。創設のきっかけは、教会が主催したろうあ者の学生に向けた自己肯定感を高められる起業家精神を教える勉強会。さまざまなろうあ者の先輩たちの活躍を紹介するなかで出会った、50年ものあいだコーヒー栽培と焙煎に携わってきたろうあ者の農民の協力のもと、現在のコーヒーにかかわる活動がスタート。その後、「デフ・キャン!コーヒー」は、バリスタの養成だけでなく、コールドブリューやニトロコールドコーヒーのマシンをいち早く導入したり、コーヒーチェリーの種に果肉を残したままで乾燥させ、蜂蜜のような甘さを引き出すハニー製法のハイマウンテンスペシャルコーヒーを開発するなど、ジャマイカのコーヒーカルチャーも牽引している。

2019年オープンの『ラガマフィン・ホステル&コーヒーバー』は、学生や旅行者の人気を集め、今では手話でオーダーする人が出てくるまでに。コーヒーから始まるコミュニケーションを通し、ポジティブなメッセージを発信し続けている。

すべてのコーヒー豆はカカオの産地としても有名な、ジャマイカ中央エリア、マンチェスター教区ウィリアムスフィールドのもの。
ジャマイカの朝食メニューとして親しまれているブレッドフルーツ(パンの実)をスライスして揚げたスナック「ブレッドフルーツチップ」(US$2.70)。ほんのりと塩味でポテトチップよりも軽快なクリスピーなテイスト。

 

インフォメーション
<店舗情報>

Ragamuffin Hostel & Coffee Bar
ラガマフィン・ホステル&コーヒーバー
住:74 Lady Musgrave Rd, Kingston, Jamaica
電:876-332-9876
URL:https://ragamuffincafe.mobi-order.com/

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