UCC ひと粒と、世界に、愛を

So, Coffee?

SHOPS & CAFES

 #3 Napoli

イタリアを代表する美食の街ナポリ。豆や野菜、パスタ当の庶民的で安価な食材を、よりおいしく食べるために工夫されて進化。16世紀にはスペイン、19世紀にはフランスの支配下にも置かれていたため、外国の影響も受けた料理が多いのも特徴。そんなナポリの伝統料理を求めて老舗『Mimi alla Ferrovia(ミミ アラ フェロヴィア)』へ。イタリア中の著名人がナポリに来たら必ず訪れるというほどの人気店で、創業の1943年から南イタリアの郷土料理を提供している。

「タコのプッタネスカソース煮込み」(14€)。娼婦風トマトソースといわれるプッタネスカは南イタリアの伝統料理。

 

「魚介類はナポリ湾で取れるもの、野菜も地元の市場で仕入れています。食材を通して、地域貢献にもなりますしね」と3代目のサルバトーレ・ジュリアーノさん。『Mimi alla Ferrovia(ミミ アラ フェロヴィア)』でも人気の、ナポリ伝統料理の代表に「ジェノベーゼ」と呼ばれるソースのパスタがある。ジェノヴァ生まれのバジルソースではなく、お肉とたっぷりの玉ねぎを煮込んだ、甘味と旨味を凝縮した茶色いソースで、キャンドルを意味する「カンデーレ」というパスタにかけていただく。例え高級な肉の部位を使わなくても、玉ねぎをたっぷり使って時間をかけて煮込むことで“よりおいしくさせてしまう”のが、ナポリ伝統の技なのだ。

美しく盛り付けられた「ジェノベーゼ」(10€)。

 

インフォメーション
<店舗情報>

ASOLA Cucina Sartoriale
アソーラ クチーナ サルトリアーレ
住:Via Durini, 28, 20122 Milano
電:+39-02-92853303
営:12:30 ~ 14:30、19:30 ~ 23:00(月~土)、12:00 ~ 16:00、19:30 ~ 23:00(日)
休:無休
http://asolaristorante.it

<店舗情報>

SINE Ristorante Gastrocratico
シーネ リストランテ ガストロクラティコ
住:Viale Umbria 126, 20135 Milano
電:+39-02-36594613
営:12:30 ~ 15:00、19:30 ~ 23:30
休:日曜日、月曜日昼
http://sinerestaurant.com

<店舗情報>

Regina Bistecca
レジーナ ビステッカ
住:Via Ricasoli, 14r, 50122 Firenze
電:+39-055-2693772
営:12:00 ~ 15:00、19:00 ~ 23:00
休:月曜日
http://www.reginabistecca.com

<店舗情報>

Mimì alla Ferrovia
ミミ アラ フェロヴィア
住:Via Alfonso D’Aragona, 19/21, 80139 Napoli
電:+39-081-5538525
営:12:00 ~ 16:00、19:00 ~ 24:00
休:日曜日
https://www.mimiallaferrovia.it

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